実家から一人暮らしを始める時、荷物の置き場所で一番ラクに見えるのは実家です。
息子も最初はそれでええやんと思っていました。
今まで置いてあったんやから、そのままで何が困るん?息子としても、お金もかからんし。
お金がかからない。
今まで置いていた場所に、そのまま置ける。
急いで決めなくていい。

今のまま置いておくだけやから何も変わらんよな。

いや、お前はそうかもしれんけど、弟の部屋として使うから、弟からしたら邪魔や。
一人暮らしするといって無理やり全部荷物を持っていく必要は無いかもしれません。
そして、そのまま実家に置いておくことも問題ないでしょう。
ここは親目線で私の体験談も踏まえて、実家に荷物を置いておくことの問題にふれていきましょう。
実家に置いておくメリットは手間いらず
実家に置く一番のメリットは、お金がかからず、現状維持できることでしょう。
まず新居を荷物で埋もれさせないようにできる。そしてお金の面、一人暮らし前は、家賃や引っ越し代、家具家電でお金が出ていきます。そのタイミングで余計な出費を増やすのは避けたいところ。
あと、荷物を運ぶ手間も少なくなりますね。引っ越し用に箱詰めする必要もないし、運ぶ必要もない。

まあ楽よね。考えなくて良いから。

いやいや、大事なもんなんやろ?持っていけよ。
実家のスペースに余裕があるなら気にするほどのことじゃないでしょう。
ただ、こんなことを書いている時点で、そんな余裕はありません。我が家では。親からすると邪魔でしかない。
実家に置くと管理は親になるというデメリット
じゃあ次は実家に置くデメリットも紹介しましょう。これは私の体験談もあります。
まず、息子目線からいくと、必要なとき、すぐ取れないでしょ?という点。
親に頼むことになるよね。送ってほしいと。
ここで私の体験談。送ってとお願いしたが、送ることをうっかり忘れられる。
親も親で忙しいんです。仕事もしているし。今私が親という立場になったことで理解できてますが、親も忙しいです。
これまで家に置いておいた物でしょ?まあそんな重要な物じゃないよね。この感覚があるので、後回しになりがちです。
そして、もうひとつ。
捨てられる。なんとも残酷な結末。
数か月置きっぱなしにしているということは、親からすると、要らないから置いていっている。
じゃあ、邪魔だから捨てても問題ないだろう。
そんなシンプルなロジックが成り立ちます。
管理はあくまでも親です。
大事かどうか?必要かどうか?親の管理下です。

え?それえぐない?

こまめに確認の連絡とかあったらまた違うかもやけどな。置いたまま、それ自体に何か確認とか無いやん?てか、やらんもんやで。自分は保管しているって思ってるからな。でも親からすると知らん。自分の物じゃないからな。
捨てられるは最悪のパターンでしょう。でも実際あります、私が経験したので。あり得ないことではないです。
また、大事に扱わなければ壊れるといった物も要注意でしょう。親にとってはその慎重さはありません。不用意に触ることもあります。その結果、壊れるということも。
管理は親です。
実家に置いておくというのはこういった環境であるということを留意しておきましょう。
溢れる荷物の置き場として選択肢
実家に荷物を置いておく。もちろん選択肢としてありでしょう。
でも、捨てられるかもしれない、壊されるかもしれない。そんな管理における不安もあることが理解できたかと思います。
とはいえ、新居には持っていくと部屋を圧迫するから何とかしたい荷物がある。
じゃあ、処分するか?処分する決断ができない、大切な物だから。
じゃあ、新居に持っていくか?いや新生活早々から荷物であふれるのは気持ちよくない。
もうひとつの選択肢があります。
実際に私の息子が大学入学をきっかけに一人暮らしする際に活用した方法です。
実家でもない。
新居でもない。
自分で決めて使える外の収納方法。
それがレンタル倉庫サービスです。

レンタル倉庫使ってみてもええんちゃう?

え、倉庫借りるん?大げさじゃない?どうせ高いやろ?

ちょっとイメージとちゃう。宅配型ってサービスな。箱に入れて、その箱をちゃんとした倉庫で管理してもらうサービス。箱単位で利用できるやつや。
まず、これを使うことで新居に持っていく必要がなくなります。
そして、管理面。保管中は誰も触らないので、捨てられることや、壊されることも無くなります。
もうひとつ、必要なときに取り出せる安心感もあります。
この箱の保管料として月額で料金を支払うサービスになります。
レンタル倉庫にもデメリットはある
もちろんレンタル倉庫にもデメリットはあります。
月額費用がかかります。わかりやすいですね。実家に置いておくと一切お金がかからないのに、レンタル倉庫を利用すると費用が発生する。わかりやすいデメリットと言えます。
また、取り出しに手間がかかります。預けている間は保管料として月額発生する。必要となったら、取り寄せるのに費用が発生する。これが取り出し料。
取り出し料については実家に置いていて、送ってもらうとなると送料で同じという見方はできそうではありますが、いずれにしても費用が発生するのは事実。

まあ取り出し料は実家に置いてて、送ってもらうとなったら同じことやから、まあいいけど。毎月かかるのは気になるな。

そうやな。まあうちから送る場合は着払いにするなw
サービスを利用する以上お金がかかるのは避けられないところ。
ただ、宅配型サービスであれば月額数百円といったボリュームでもあるので、選択肢としては十分に検討の余地があるものだと思います。
事実として、息子は趣味で集めていたグッズを宅配型トランクルームサービスを利用することに至ったわけです。
【裏技】実家に置くほうがいい荷物
親からすると置いておくなよというのが本音となります。
だからといって、かたくなに置いていくなというスタンスをとる親はいないと思います。
新生活の事情は理解していますし。
もし置いておくなら、捨ててしまいそう、壊してしまいそうな物はさけた方が良いです。
置いていくなら、そういった衝動を生まない物を置くこと。それならお互い安心できるから。
どういった物だと親が勝手に判断して捨てたり、雑に扱ったりしないかを示しましょう。
- アルバムなど思い出の品
- 親の趣味と重なる物
こういう荷物は親も大事に扱います。
思い出になるもの、卒業アルバムやら写真など。親にとっても宝物なので大事に扱います。むしろ置いていくことを推奨するかもしれない。
そして、親の趣味と重なるもの。私の場合は漫画は置いていって良いという話になりました。読むし、漫画に対して価値を持っているから。
そして、もうひとつ。
- 捨てられても許せる、壊しても許せる物
自分では処分は判断できないけど、もし万が一、不可避なことで無くなるのならば、どこか許せそう。そういったものであれば問題ないでしょう。
実家とレンタル倉庫の比べるポイント
実家とレンタル倉庫は無料か有料かだけで比べると実家が勝ちます。
それは当然です。
でも、実際に困るのは料金だけではありません。
| 比べること | 実家に置く | レンタル倉庫に預ける |
|---|---|---|
| 月額費用 | 無料 | 有料 |
| 取り出しやすさ | 実家との距離で変わる | 時間がかかる |
| 管理 | 親・家 | 業者 |
こうして見ると、どちらが上という話ではありません。
何を優先したいかです。
判断は3つでいい
迷ったら3つだけ考えてみましょう。
- そもそも荷物が多い?
- 親の管理に不安がある?
- 月額を払っても生活が苦しくならない?
このうち、2つYESがあるなら、レンタル倉庫は候補になります。
ただし、3がNOであれば、無理はダメです。

結局、全部の荷物に同じ答えを出さなくていいんだ。

そうやで。
服は預ける。
家族の思い出は実家。
毎日使うモノは新居。
全部に同じ答えを出さんでええんや。
一人暮らしの荷物は、ひとつの場所に全部まとめなくていいです。
荷物ごとに置き場所を変えれば、かなりラクになります。
実家に置くか、預けるかで迷ったら
実家に置くのは決してダメって話ではないです。
お金がかからないし、今までの場所に置けます。
必要なときに取り出せない。
自分で管理できていないことで不安が残る。
そのモヤモヤがあるならレンタル倉庫はひとつの選択肢として検討の価値はあります。

物によるって感じやんな

結局そう。全部を預けるわけじゃないしな。使えるお金という条件もあるし。
一人暮らしの部屋には、毎日使うものを置く。
実家には、帰省したときに見ればいいものを置く。
レンタル倉庫には、今すぐ使わないけど、手放したくないものを置く。
この分け方ができると、一人暮らしはかなり始めやすくなります。
新居を荷物置き場にしない。
実家に頼りっぱなしにもならない。
その中間にレンタル倉庫という選択肢があります。
うちでも、最初は実家に置いていくわ、から始まりました。
でも息子にとっては、必要なときに自分で戻せることも、勝手に触られないことも大事でした。
無料か有料かだけでは決められない。
誰が管理するのかまで考えて、やっと納得いく判断が下せました。